子育て支援・勤務体制
救急医としてのキャリアを積みながら出産、子育てを支援するための体制づくりをしています。女性救急医への支援だけでなく、男性救急医への育休や時短勤務なども積極的に行い、子育てしながら働きやすい環境を作っています。
シフト制により日中、夜間の交代勤務になっており、毎月勤務希望を確認してシフトを組んでいます。夜間は2~3名のスタッフで診療にあたり、バックアップやオンコール体制を整えています。
子育て世代の救急医の声
横川京子先生からの声
救急科専門医を取得した後に二人の子供を出産し、産休・育休を取得しました。勤務中のサポートや産休に入る際に多くの励ましの言葉をいただき、とてもありがたかったです。身体的・精神的にも負担のかかる時期なので、しっかり休んで回復するとともに、子供との大切な時間を過ごすことができました。
復帰後は時短勤務で育児をしながら臨床業務を行っています。シフト制勤務なので、業務の引継ぎを行いやすい点も当科のメリットです。集中治療や災害医療なども育児と並行しながら専門性を高めていきたいと考えています。
大邉寛幸先生からの声
2024年4月から育児休業をいただき、育児に専念しています。このような貴重な機会を得られたのは、医局や同僚の皆さんの理解と協力があってこそだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。実際に子育ての日々を過ごす中で、その大変さや仕事との両立の難しさを強く実感しています。
今回、男性医師として育休を取得できた背景には、大学の柔軟な支援体制や制度の使いやすさのおかげもあると思います。自分も復職した際には、今後誰もが安心して制度を活用できる職場づくりに少しでも貢献できればと考えています。