東北大学病院
高度救命救急センターについて

外傷再建センター

重症の外傷患者さんが元気にもとの生活や仕事に復帰するためには、救命に加えて、損傷を受けた身体各部位の機能を回復させる”機能的再建”が不可欠です。東北大学病院高度救命救急センターでは、脊椎、骨盤および四肢の外傷・再建を専門とする外傷整形外科医が専従し、救急医と連携したチーム医療により、機能的再建を高水準で実践しています。

重症/多発外傷患者の大腿骨、骨盤や脊椎などの体幹部の損傷に対しては、受傷早期に固定術を行うことで、迅速なリハビリテーションの開始や人工呼吸器からの離脱を可能とし、肺合併症などの予防にもつながります。これにより、早期のリハビリテーション転院から社会復帰を実現しています。

これらの取り組みは、世界標準に準じた、トップレベルの診療といえます。