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センター概要

ご挨拶・特長

久志本 成樹

東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座救急医学分野教授
東北大学病院高度救命救急センター部長

プロフィール詳細

  平成22年11月1日より、東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座救急医学分野教授、 東北大学病院高度救命救急センター部長として着任しました、久志本 成樹(くしもと しげき)です。

  救急医、そして救急医をめざす医師
  救急医療に携わる、携わろうとしている人
  救急医療に関心をお持ちの方

  なるべく、どなたにもわかり、感じることのできる共通の言葉でご挨拶をさせていただきます。

私たちが目指し、行おうとしている救急医療・救急医学

  わたくしども、救急医療・救急医学に携わるメンバーが常に目指すものは、目の前にいる患者さんにとって考えられる最善の医療を提供することです。そして、現在に限らず、将来の救急医療・医学においても最善たり得る医療を模索し続けることが、これを支えるものだと思います。
  現在考えられる最善の医療を展開するためには、患者さんの転帰や病態の改善につながりうる診断・治療法に関して、世界に視野を広げて常に情報を入手し、吟味して、目の前の患者さんに適切に提供します。それでも十分な改善が得られない、助けることができない患者さんが少なくないのが救急医療です。このような病態の患者さんに対しても、患者・家族の方にとってもっともよいと考えられる診療をするとともに、将来につながる新たな病態の解明、診断・治療法を探る目と姿勢と心を持って診療を行います。

救急医療はシステムとして、チームとして動く

  救急医療は、医療施設で患者さんの診療にあたっている医師や看護師のみによって構成されるものではありません。

①病院前救護を支える救急救命士、救急隊員
②組織として、チームとして機能的に活動すべき医療機関内の医師、
   ナース、コメディカルスタッフなどによる診療チーム
③社会復帰のためのリハビリテーション
④これらをつなぐスタッフ

  などによるシステムとして機能しています。誰が上でも下でもなく、すべてがこのシステムを構成するメンバーです。そして、救急医療は地域・施設、あるいは状況により、その役割と求められるものが異なりますが、私どもは、施設内・施設外の協力体制整備、医療資源を最大限有効に生かし、施設・組織の総力としての救急医療を提供することを心がけています。

救急の専門医として、“おもしろい”と感じ、多くの仲間とともに

  救急科は、内科や外科などと並ぶ基本領域診療科として、現在の医療の第一線において重要な役割を担っています。すべての救急患者に対する重症度・緊急度をもとにしたトリアージと初期診療、重症病態における集中治療、とくに既存の専門診療科の枠におさまらない病態の治療である多発外傷や中毒、重症敗血症、重症熱傷、心肺停止状態からの蘇生と心停止後症候群などの病態の治療において、我々はエキスパートです。
  より多くの救急患者さんを受け入れ、科学的な目をもって病態を捉える姿勢を徹底します。単に、トリアージする、診断・治療することに止めることなく、救急の現場で臨床を行っている医師を中心としたスタッフが、“救急医療・救急医学はおもしろい”と感じながら、生き生きと仕事をしていることがとても大切であり、救急医学をおもしろいと感じて仕事をできる仲間をひとりでも多く集めて、大きく展開したいと考えています。
  そして、自分たちから新しい医療を創造・展開すべく常に意識します。ひとりひとりのスタッフが有する能力を高いレベルで発揮できるよう引き出していきます。

知識・理論・技術に裏付けられた大胆かつ冷静・繊細な救急医療を

  ①診断と治療が同時に進行し、大胆な判断を必要とする救急初療
  ②冷静な頭脳で、繊細な判断の下に緻密な治療・管理を行う集中治療

  このような相反する側面を有する救命救急医療は、正確な知識と理論、そして技術が支えるものであり、大胆な判断と行動のための根拠となるものです。救急医療に適切に対処しうる能力を有し、世界を目指す科学者としての心と、患者さんのことを自分のこととして感じる心を併せ持ち、我が国の救急医学をリードする救急医療と救急医学を展開したいと考えています。

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